ホテルカールトン・カプリを囲む迷路のような小径と小さな広場。名門校ベネチア・カ・フォスカリ大学の学生や教授たちが行き交い、お店や本屋をのぞいたりコルテ・デ・レ・カーセ・ノーヴェ(Corte de le Case Nove)のカフェやバカロ(ベネチアの典型的な居酒屋)で一息ついたり。ホテルカールトン・カプリは建築学部トレンティーニ(Tolentini)サンタ・マルゲリータ広場、カ・フォスカリに近く、人々が集まってくるロケーションにあります。ボヘミアン的な雰囲気や夜には文化的興奮が生まれ、人々の生き生きとした表情などオリジナルで愉快な心地よい空気で満たされ、まるでパリのカルチェ・ラタンを思わせます。
真珠のように美しく貴重なベネチアの芸術と歴史はホテルカールトン・カプリのすぐ近くに位置しています。徒歩10分程度のところです。:ベネチアでサン・マルコ大聖堂に次ぎ2番目に歴史的威厳と芸術的価値をもつフランチェスコ修道会のサンタ・マリア・グローリオーサ・デイ・フラーリ教会(Basilica di Santa Maria Gloriosa dei Frari)にはベネチア派の画家、彫刻家の作品が並んでいます。ティツィアーノ(1516)の有名な祭壇画「被昇天の聖母」、すばらしいゴシックの額に入っているジョバンニ・ベッリーニ(1488)の「聖母と諸聖人」の三翼祭壇画、そしてスクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ(Scuola Grande di San Rocco)にはティントレットの大きな油絵の連作が見られます。(1564 – 67)そこから5分の所にはもう一つのスクオーラ・グランデ(Scuola Grande)サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ(San Giovanni Evangelista)があり1400年代に造られた壮大な大階段を持つ鋭敏な建築を見ることができます。そこにはティントレットの作品、パルマ・イル・ジョヴァネ、ティエポロ、そして17世紀、18世紀の巨匠たちの作品が飾られています。今日では国際学会が開かれたりクラシック音楽のコンサートが行われたりもしています。
ホテルカールトン・カプリから15分ほど歩くと今もベネチアの商業の中心リアルトに到着します。そこから古風な風情あるペスケリーアを通り過ぎるのも悪くありません。さらに色彩豊かな野菜や果物の市場でちょっと足を停めてみましょう。そして工房が並ぶリアルト橋を探索してみましょう。
公共の交通機関である伝統的な船、ヴァポレットに乗ってみたい方、ホテルカールトン・カプリはローマ広場(Piazzale Roma)の船着き場に近く(400メートル)また鉄道のサンタ・ルチア駅(500メートル)に近い便利なロケーションです。サンタ・ルチア駅からはACTVの1番と2番が出ており、このラインは大運河カナル・グランデをすべりベネチアのいたるところに連れて行ってくれます。リアルト、サン・マルコ広場、アッカデミア美術館、グッゲンハイム・コレクションなどなど。ガラス工芸で有名なムラーノやブラーノ、漁師の島や素敵なトルチェッロなどへのモーターボートも出ています。